「美味しんぼ」休載、でも実際には福島の子ども甲状腺がん５０人に増えている。

「週刊ビッグコミックスピリッツ」（小学館）で連載されている「美味しんぼ」が
東京電力福島第１原発事故の健康被害の描写があったことから問題になり、
休載することが決まったらしい・・・

いろいろな有識者の方がコメントされて、本当にすごい反響になってますが・・・
原作者の雁屋 哲（かりや てつ）さんは、きっちりとした取材をしていると言われている。

そこですごく気になった記事がある・・・
福島県の全ての子どもを対象に放射線の影響を調べる甲状腺検査でがんの診断結果が
確定した子供たちが増えているというのだ・・・・
この記事には絶句してしまった・・・・やはり影響はあるのだと・・・

２月に公表された数が１７名
今回の発表は５０人に増えている・・・
さらに　がんの疑いがあるという子供たちが３９人もいるというではないか・・・・

これは共同通信さんが配信された記事を読んで始めて知りました・・・

チェルノブイリ原発事故でも４～５年後に甲状腺がんの増加が確認されているという・・・

この記事を読んで「美味しんぼ」原作者の雁屋 哲も本人が言われるように
ある程度しっかりとした取材はしていたのだろうと憶測ではあるが思った。

この原発事故に一石を投じられればとという気概もあったかもしれない・・・
表現に行き過ぎもあったかもしれないが、
雁屋さん自身、何か伝えなければという使命感も取材をしてあったのかもわかりません。

本人しか分からないが、この件で「美味しんぼ」の連載が終わってしまうことなく、
また連載が始まることを切に願っています。


今回の「美味しんぼ」の表現を肯定するわけではありませんが、
雁屋 哲さん、頑張ってください。

タグ：甲状腺がん 共同通信 チェルノブイリ 原発事故 雁屋 哲 原作者 美味しんぼ、休載 福島 週刊ビッグコミックスピリッツ 小学館

「焼肉酒家えびす」ユッケ集団食中毒から３年、未だ立件に至らず

「焼肉酒家えびす」ユッケ集団食中毒から３年、未だ立件に至らず・・・

２０１１年、ゴールデンウィークに「焼肉酒家えびす」で生肉のユッケを食べて６歳の男の子を含む５人が死亡し、
１８１人が食中毒になった事件で、３年経つが未だに立件に至っていないそうです。

遺族が実名で会見を行い、思いを訴えた！！
初めて実名を明かしの会見であり、切羽詰まった思いなのだろう・・・・

その会見の中で、
このままいくと事件が完全に風化されてしまう・・・
などの遺族からの未だに進んでいない責任の追及へのいら立ちが多かった・


焼肉店を経営していたフーズ・フォーラスは２年前に１７億円の負債を抱え会社を清算。
遺族が賠償をもらえる見込みも全くない・・・
その上、会社の人間、責任者なども全く手を合わせにも来ない・・・
と訴える遺族もいた。

誠意も全くみえないとのことなのだろう・・・


捜査関係者は取材に対して見えない菌の捜査であるので難しい面があるとかたったそうです。
警察も尽力しているだろうが、３年間立件がされていないというのが現実だ・・・


会社側から何かしらの個人に対してのしっかりっした謝罪があれば、
少しは気持ちも違うのかもしれませんが、遺族にはこの３年は長いのではないのかと思ってしまいました。

関係者の方達には面会できなくても手紙の１つでも書いていただければな・・・・
それで遺族に気持ちが納まることは訳ではありませんが、そんなことを思いました。






　

タグ：焼肉酒家えびす、集団食中毒